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絵本『どうぶついっぱい』

長女は幼い頃お絵描きが好きで、描いてはよく見せてくれていた。

動物好きで動物の絵も多く描いていた。

 

そんな動物のお絵描きを抜粋し、キャラクターとして登場させた絵本『どうぶついっぱい』が完成(1996年)

 

どうぶついっぱい  左:表紙 右:裏表紙 

作:むらかみはるか/むらかみひろこ

サイズ:24.1×21.0cm

ページ数:36ページ

タイプ:ハードカバー

状態:全ページ原画

製本:村上浩子の手による製本

1996年 完成 

見開きページ紹介(抜粋)

見開き1 ぞう

 

 

見開き2 きりん

 

 

見開き7 らいおん

 

 

見開き10 だちょう

 

 

見開き13 かば

 

 

見開き18 ぞうさん

 

 

京都府私立幼稚園連盟が絵本の応募をしてると知り合いからの情報に興味

 

子どもは動物が好きだからこの絵本が良いかなと応募

 

思いもよらない“優秀賞”をいただいた。

 

受賞後、京都の高島屋で各ページ紹介のパネル展示があった。こそばかったのを覚えています。 

 

 

2007年 『どうぶついっぱい』 京都府私立幼稚園連盟の絵本公募 優秀賞

 

完成後、キャラクターとして使った長女のお絵描きを貼り、絵本ができるまでの経緯を物語にした絵本『どうぶついっぱい 原画絵本』を作る。

 

 

どうぶついっぱい 原画絵本 

え:むらかみはるか/ぶん:むらかみひろこ

サイズ:24.1×21.0cm

ページ数:22ページ

タイプ:ハードカバー

状態:全ページ原画 仕掛けあり

製本:村上浩子の手による製本

1997年 完成 

 

 

見開きページ紹介(抜粋)

 

見開き1

 

 

見開き3

 

長女は幼稚園の年長さん

ある日、園から帰った長女は「もうすぐ母の日だからいいのをあげるね。じゃーーん!」と園リュックから取り出したのがこのハンカチ

「洗濯できるからいっぱい使ってね」とも

幼稚園で母の日のプレゼント作りで作ったのでしょう。もったいなくて使えません。

この絵本に思い出と一緒にそのまま残しました。

 

 

見開き4

 

 

絵本の材料調達に長女を連れて出かけたある日、帰り間際に長女は、お店のおじさんから小さな小さなノートをもらう。

長女は嬉しかったらしく、家に着くとすぐにそのノートにぎっしりお絵描きをした。

こちらは帰るとすぐ寝てしまっていた。

 

見開き4 アップ

 

「お母さん、全部描いたよ」その声で目が覚めノートを見る。

 

そこには動物の顔がいっぱい!

 

見開き4 アップ

 

この小さな小さなノートが行方不明になることが多々あり、行方不明のままにしたくなかったのでこの絵本に収めました。

 

 

見開き5

 

小さな小さなノートに動物全体が描かれていたが、何の動物か分からなかった絵があった。長女に聞くと“だちょう”だと。正直に「だちょうにみえへんわ」と言ってしまった。「描き直す」と言って描いたのが上記の“だちょう”!

このページに残しました。

 

見開き7

 

小さな小さなノートの絵は小さい

コピーで大きくし、色塗りを勧めてみると、長女はどんどん色塗りをした。

それをそのまま張り付け残した。

 

見開き8

 

見開き7と同じく、長女の“ぬりえ”を張り付け残す。

 

この絵本を開くとその出来事が昨日のように思い出させてくれる。

 

写真では残せない思い出がぎっしり!