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絵本『うさぎさん』

大賞受賞(2004年)した絵本『うさぎさん」は原画手製本での応募

 

表紙

 

 

見返し 扉

 

 

見開き1

 

 

見開き8

 

 

見開き14

 

 

見開き15

 

 

見開き16

 

見開き18

 

 

奥付 見返し

 

 

裏表紙

 

 

うさぎさん 

作:むらかみあやか/むらかみひろこ

サイズ:28.2×22.5cm

ページ数:38ページ

タイプ:ハードカバー

状態:全ページ原画

製本:村上浩子の手による製本

2001年完成 

水彩色鉛筆で下塗りをした後、油性色鉛筆で描いています。

 

 

このブログを書くにあたって、久し振りに引っ張り出しました。

 

ページをめくるのは何年振りだろう……

 

 

 

大賞受賞後、出版に向けて指定のサイズに作り直しをしました。

その時点で本棚から取り出さなくなり

 

忘れてたぐらい……

 

 

 

久し振りに手に持ち広げてみる

 

色鉛筆で淡く表現していたんだと驚く

 

原画手製本にも

 

なんて恐ろしいことをしていたんでしょう!

製本で失敗したら全ておじゃん!

昔はすごいことをしていました。

 

 

 

 

 

 

出版絵本 表紙

 

 

見開き1(原画スキャン)

 

 

見開き8(原画スキャン)

 

 

出版絵本 裏表紙

 

 

 

うさぎさん 

作:むらかみあやか/むらかみひろこ

サイズ:26.3×18.7cm

ページ数:40ページ

タイプ:ハードカバー

発行:2004年 

 

 

『うさぎさん』は次女・あやかが2歳の頃に描いたうさぎのお絵描きをキャラクターにして動かした絵本です。

 

次女が生まれた頃は関西を中心に各地で教室を持っていました。依頼もいただいていて、子連れを条件に受け、子連れ先生をしていました。

子どもは3人。あやかは末っ子。家では家事や仕事で忙しく、次女とゆっくり向き合う時間が取れない日常。

大阪や滋賀へ通う電車内の次女と過ごす時間は貴重な時間。

お絵描き帳や折り紙など持ち、二人の時間を満喫していました。そんなひとときに次女が初めてうさぎを表現。今までがアンパンマンのような顔ばかり。手が出て足が付き、耳が付いたのです。

「一番上が風船で、パーンと割れて落ちてん」と絵を見せて話してくれました。(奥付のうさぎ)

並んでいるうさぎの絵(扉のうさぎ)を見てこちらが「うさぎさん、飛んでんの?」と聞くと「走ってんねん」と。

この会話を元に展開ができ、なんとも愛おしいうさぎの絵をキャラクターにしました。

 

 

 

出版絵本はサイズか少しコンパクトになり、色も濃くしたので最初の絵本と見え方は変わり、子どもたちに受け入れてくれるかどうか不安でした。

読み聞かせで出版絵本を読むと、子どもたちがケラケラ笑い、キャラクターのうさぎと一緒に絵本の世界で楽しむ姿を見て、不安は消え去り、大賞・出版になった喜びをかみしめることができました。

 

 

 

PS:色鉛筆で描くのは結構時間が掛かります。隙間時間を見つけて取り掛かっていました。そんな時、いつも傍にいて遊びながら待ってくれていたあやか。有難かった。ありがとう。

 

 

 

 

小さなお子様から大人まで楽しめます。

 

是非どうぞ(^O^)/

 

 

 

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